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カルロス2世 (スペイン王) : ウィキペディア日本語版 | カルロス2世 (スペイン王)[かるろす2せい]
カルロス2世(Carlos II, 1661年11月6日 - 1700年11月1日)は、ハプスブルク(アブスブルゴ)家最後のスペイン国王(在位:1665年 - 1700年)。フェリペ4世とマリアナ王妃の息子である。フランス王ルイ14世妃マリア・テレサは異母姉、神聖ローマ皇帝レオポルト1世の最初の皇后マルガリータ・テレサは同母姉に当たる。庶出の異母兄にオニャテ伯フアン・ホセ・デ・アウストリアがいる。 == 生涯 ==
=== 先天性疾患 ===
カルロス2世はスペイン王であると共に、ナポリ王国、シチリア王国などの南イタリアのほぼ全土の王であった。スペインの海外領土であるフィリピンやメキシコにも勢力を及ぼした。スペイン・ハプスブルク家最後の男子であり、彼の出生をスペイン国民は喜んだ。しかし、出生時から病弱な人物であり、当時その理由は「呪いをかけられたため」と一般に考えられており、カルロス2世自身もそう思っていた。現在では、彼が病弱だった理由はおそらくハプスブルク家の何重もの近親婚〔父母は伯父と姪の関係であり、父の妹マリア・アナはカルロス2世にとって叔母であると同時に祖母でもある。曾祖父フェリペ2世も伯父と姪の結婚。詳細は系図を参照。〕であろうと考えられている。 カルロス2世は先端巨大症のため、咀嚼に影響があり、常によだれをたらしていた。他にもてんかん等いくつかの病気を患っていたと推測されている。また知的障害もあったらしく、特に幼少期には衣服を身につけた動物のようであり、教育らしい教育をすることも困難であったという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「カルロス2世 (スペイン王)」の詳細全文を読む
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